さよなら、アソビット。

先週から、土曜も含めて毎日終電帰宅という生活が続いている。
おそらく当分はこんな生活が続くだろう。
そのため、更新ペースが落ち気味になってしまうかもしれないような気がしないでもないことをお許しいただきたい。


さて、今さらな話題になってしまったが、日曜はアソビットシティの終焉を見届けに行ってきた。
店に着いたのが夕方というよりもう夜に近い時間帯だったから、本当に閉店寸前だ。
さすがにもう各フロアとも商品の数は残り少なく、1Fのゲーム売り場などは
本来の売り場の9割くらいがすでに閉鎖され、かなり寂しい状況になっていた。
そんな中、2FのCD・DVD売り場は比較的商品の数もまだ残っていたが、
先週の段階ではそこそこ掘り出し物が眠っていたDVD980円均一のワゴンも、
映画などはもうほとんどなく、プロレス系の商品が目立つのみというこちらも寂しい状況。


「あんまり来た意味なかったかなー」と半ば諦めていたところ、
“CD・DVD新譜以外(再販期間が切れたもの)5枚以上買うと全品5割引”という貼り紙を発見。
これだよアニキ!
閉店セールってのはこうじゃなくちゃね(厳密には移転だけど)。
ちなみに閉店セールといえばこの手の超大安売りは割と定番で、
年明けに閉店した新宿のヴァージンメガストアでは、輸入CD5枚以上買うと全品7割引というセールを、
そしてこちらはちょっと古いが、六本木のWAVEが閉店したときは
最終的に9割引の値札が付けられていた記憶がある。
それにしても、六本木のWAVEは本当にいいお店だったな……。


話を戻そう。
あいにく財布の中に8000円ほどしかなかったので、DVDは諦めてCD5枚のみに狙いを絞る。
「再販期間切れ」というのは、発売から約半年〜1年が経過したもの(商品によって異なる)で、
CDのオビをチェックすることで判別できる。
一応、店側でも「再販期間切れ」の商品が分かるようにシールが貼ってあるのだが、
付け方がかなりアバウトなようで、シールが付いてない該当商品もたくさんあった。
約1時間半かけて、テクノを中心に5枚を選び出す。
こういう時間は本当に楽しい。


会計をしようと向かったレジには、恐るべき先客がいた。
やはり同じように半額狙いなんだろうけど、僕とはスケールが全然違う。
彼は、少なく見積もっても40枚以上のCDをレジに積み上げていた。
その偉容たるやそびえ立つ東京タワーのごとし。
ていうかアンタ、それどうやって持って帰るんだよ。
レシート何メートルだよ!!
そんな超メジャー級の大物の後ろに並ぼうものなら、いつまでたっても会計できないのでもう1つのレジへ。
ところが、こちらの先客もなかなかの強者で、2万円以上は軽くしそうな
アニメ系のDVD-BOXを6セット以上、平気な顔で購入していた。
さすがアキバ、というべきか。


とまあ、わざわざ行った甲斐はあったのだが、実はそれとは別にある物も購入した。
勘のいい方ならお気づきかもしれない。
そう。
コミックテイストフィギュア「ドラえもん」である。
前回の購入(id:nobi-inu:20040405)で計り知れない精神的ダメージを受け、
一時はすべてを捨てて出家しようとすら考えたが、やはりここで引き下がるわけにはいかない。
この間は、重さや振った感触などを変に意識したのがよくなかった気がする。
キーワードは「自然体」。
これだ。
そう思った僕は、鼻歌など歌いつつ(曲名「青い空はポケットさ」)、無作為に3つの箱を選んだ。
このとき、「今回はいけるんじゃないか?」という予感が、確かにあった。
自然に帰れという、ルソーの言葉がなんとなく理解できたような気さえしていた。


そして今。
僕の目の前には、めでたくコレクションに加わった
のび太の恐竜」と「のび太の恐竜」、そして「のび太の恐竜」がある。
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。


やっぱり出家しよう。



今日の結論:
yahoo!で「おばあちゃんのおもいで」を検索すると僕のページがトップに表示されるのは、
天国でおばあちゃんが見守ってくれているからだろうか。
それとも呪(以下略)。